Tuesday, April 28, 2009

御室の悲劇

4月16日に行われた2010新卒採用選考の結果について、京都市下京区にあるオムロンリクルーティングセンターから27日昼過ぎに報告があり、今回はMF金子(21)の採用は見送られる事になった。この結果について、翌28日午後、金子は会見に臨み「今回の結果について非常に残念に思う。」とその心情を吐露した。

以下、会見要旨。

「今回の結果を非常に残念に思うよ。僕にとってオムロンはプレーの質やスタイルという点でとても合っていると感じていたからね。現に最終選考まですごくいい調子で来ていたんだ。最終も上手く行くと信じていたよ。ただ最終選考について、今振り返ると、ピッチで社交ダンスをしてしまった感覚だったよ。とくにロスタイムで10メートルオフサイドを3回も重ねてしまったのは反省しているよ。気持ちが前に行き過ぎてしまっていたんだ。」

ーこれで、次のチャンスは5月、6月のトライアウトとなり、ビッグクラブとの契約は難しくなったように思うが?ー
「確かにその通りだね。ただビッグクラブでしかサッカーが出来ないわけではないよ。たまたまオムロンはビッグクラブだったけど、僕の中では自分のスタイルに合うクラブを探すという点は一貫しているんだ。だから今まで通り僕のスタイルに合うクラブを探して、そのトライアウトでベストを尽くせるように準備をするだけさ。」

ー同じカンテラのチームメイト達が次々と進路を決めているなかで、焦ってはいないか?ー
「もちろん、焦りがないといったら嘘になる。だけど、今進路が決まっているのは主にセリエAのクラブにアプローチした選手で、僕が行きたいリーガ(スペインリーグ)で決まった選手はあまり多くないんだ。確かに周りが決まっているのもそうだし、下の世代の選手達から舐められるというところで焦りはあるけど、大事なのは自分のプレーの合うクラブという点で妥協しないことだと思うんだ。僕を必要としてくれるクラブがきっとあって、必ず出会えると信じているよ。」


トライアウトにチャンスが持ち越され更に厳しい戦いが予想されるが、本人は希望を捨てていない。金子が良いクラブと出会う事を祈り、どうか暖かく見守ってほしい。
(取材・文 金子達也、つまり暇人)

No comments:

Post a Comment